11/29 日本からのお客様
今日は初の、友達が中国まで遊びにきてくれます。初中国であり、中国語はわからない友達なので、北京首都国際空港までお迎えに参上仕ります。
午前の授業を終えた後、お昼を食べて即出発。5時半に着く飛行機なので、ちょうどいいくらいかな〜と。
天津駅で北京行きの高铁のチケットを購入。2時48分発です。北京南站で地下鉄に乗り換えて东直门へ。东直门ではさらに北京空港へ向かう軌道線に乗り換えます。5時前には空港に到着。100元かからず空港に到着できました。
意外と時間かからなかった!
そして飛行機の到着遅延…。
仕方なく、到着ロビーのカフェで時間つぶし。お腹も減っていたのでファミマでサンドイッチを買ってみました。
うーん、ちょっとパンがパサパサしていて、美味しくない…。わたしの恐れる中国ハムですが、これはまだ食べれました。笑
写真撮り忘れた!
そして、時間になったので、ひたすら友達が現れるのを待ちます…。
最初は香港の荷物を持った人ばかりが出て来ましたが、そのうち見慣れた六花亭のロゴがついたダンボールを持って現れる人や、新千歳空港の紙袋を持った人たちが現れ始め、少し北海道が恋しくなりました。笑
結局友達が現れたのは8時くらい。笑
ホテルについて、ご飯を食べたのは10時くらい。お店もあまりやっていなくて、適当に家常菜のお店に入ってみたけれど、ここはそこまで美味しくはなかったかな〜。
この日の北京の夜はマイナス7度。天津では夜出歩かないから、久しぶりにこんなに外が寒いと感じました。
11/26 極貧生活(笑)
29日から、日本から友達が来て、一緒に中国旅行をします。上海に行きたいとのリクエストだったので、北京、天津、そして上海に行く予定です。
上海行きのチケットを友達の到着を待って当日買うのは流石に怖いので、ネットで購入。
そして、上海滞在に五月天のコンサートが被っているので、私のたってのお願いで、一緒にコンサートに行くことに。
ですが、そこは上海站、チケットが取れません…。キャンセル待ちをして、やっと取れたチケットは内场(アリーナ)1125元……。
北京から上海の高铁は500元ちょっと。それぞれ×2なので…。。。
3000元は軽く飛んで行きました…。もちろんお金なくなりました…。旅行用のお金は実家から送ってもらいましたが、日常生活で使うわけにはいかない…というわけで、極貧生活が先週からスタートしました。
貯まってた奨学金一気に全部消えた…笑
でも後悔してない…笑
学校から出なければ、食費だけで生きていけるので、一日目標20元以下の極貧生活のスタートです。
朝ごはんはヨーグルトだし、昼と夜は7〜9元で食べられます。おかずバイキングの量に失敗すれば、たまに一食10元越すけど…。
11/24 话剧
「今日は歴史学院の话剧(劇)があるから、時間があったら一緒に見に行こう!」
と、友達に誘われて、夜から歴史学院の1〜2年生の话剧を見に行きました。
歴史学院の1年生は3クラスあって、毎年话剧を披露するのが恒例なんだとか。
一緒に見に行った子も1年生ですが、出ないのー?と聞くと、なんだか忘れられてたらしいし、別に出なくてもいいからいいのーと言っていました。笑
司会は2年生で、ドレスアップまでしていて驚き。笑
そして、肝心の劇の方はというと、歴史学院の学生なだけあって、内容も歴史物です。
しかし問題は、さっぱり何言ってるかわからなかった…。笑
ただただ、表演を鑑賞しました…。
プログラムの合間には、wechatでの抽選会や、チャイナらしい踊りの演目も。
そして、私が一番驚いたのは、最後の朗読の演目。前に出ていた何人かは、授業でも見たことのある子たち。
声高らかに「我的祖国,我深深地爱着祖国……那就是,中国!」ってうたいあげているのは流石としか言いようがない。学校内の出し物イベントの演目のひとつに、こういうものが入るのは、さすが中国だなと思います。
帰りも友達と话剧の感想を言い合ったり、日本語を教えたりしながら寮に帰りました。
明日は歴史学院で兵馬俑博物館の人が講座を開くから(たぶん日本語で言う講演会)、行くー?と誘われて、どうせ何言ってるのかはわからないけれど、兵馬俑行ったことあるから聞いてみるかーと思い、明日の予定も決定。
そういえば、劇のあったホールに入る前に、みんな名前書いてねーとペンを渡されて、ボードに名前を記入しました。
11/21 魔法瓶が有能
先日富力桃园のスーパーで購入してきた魔法瓶が大活躍です。
茶こしの網が付いているのが超便利!!!
おかげで飲んでもお茶の葉が口の中に入ることはないし、お茶の葉がお湯に浸かりっぱなしなので、途中で濃くなりすぎたらお湯を継ぎ足して飲んでいます。
わたしが好きなのは茉莉花茶(ジャスミンティー) 。去年北京の吴裕泰に行った時に買ったティーパックの茉莉花茶がとても美味しかった!
この間学校のスーパーで探しましたが、リップトンのが売り切れていたので仕方なしに緑茶。
中国の緑茶は日本の緑茶とは味が違います。日本の緑茶が恋しいなぁ〜。
先日は、烏龍茶を購入しました。
台湾で買った高い烏龍茶は日本において来てしまった…。一時帰国した時に持ってこよう…。
もうすぐで日本から友達が会いに来てくれます。北京に行った時に吴裕泰でまたジャスミンティー買ってこよう〜。
11/17 初心に帰る
毎週金曜日は広東ガールとごはんと(勝手に)決めて、一緒に食べています。
この子と一緒にご飯を食べるときは第二食堂と決まっています。
おすすめ教えてあげるーと、連れて行ってくれたのはステーキ?のような、某ファミレス的なメニューが並ぶコーナー。
わたしは鶏肉にしてみた。彼女は牛肉。
お肉とご飯にかけるソースを3種類くらいから選べるのですが、辛くないのにしてもらったところ、中国の味!
日本のステーキ類ソースも、海外の人からすれば日本の味がするのかな〜。
この子は小さい頃から日本の漫画をたくさん読んでいて、50音と漫画やアニメでよく聞く日本語のセリフが話せます。笑
今日は「数の数え方を教えて〜」と言われたので、1から10までの数え方を教えました。
「中国語の9と日本語の10の発音がちょっと似ていてややこしい」と言われて、中国語を習いたての自分を思い出しました。
9(jiu)と日本語の10が混ざって、9元なのか10(shi)元なのか、判断がすぐにはできなかったなぁ〜。中国で買い物のやり取りを何回もして、やっと瞬時に判断できるようになった気がします。
中国語に限って言えば、4(sì)と10(shí)の判断も、私の聞き分けが悪かったのか訛りなのか、発音が全く同じに聞こえて何度も間違ったことがあります(あれは確か四川省の阆中古城だった…)。
あの頃に比べたら、今では随分と自分も成長したことよ…。
そして、
日本で出会った中国朋友が日本語を使うように、私も中国語でみんなと普通に喋れるようになりたい、
という初心を思い出しました。
中国語を始めて二年半以上たって、あの頃の目標には少しずつ近づいてはいるけれど、まだまだ。
もっと頑張ろう、という気持ちになりました。良い日だった。ありがとう〜〜😊
11/15
今日は無理やり話しかけよう大作戦。
午前の授業で、隣の女の子に「ここの学校ってポストある?」と、「手紙ってどうやったら届くのかなー?」という質問を用意しました。
どうやら、この学校にはポストはないらしい。知らないといって、周りの別の子にも聞いてくれましたが、みんな知らない…。携帯生活だから、手紙の需要がないのかな。
私は日本の家族に手紙を出したいから、割と本気で困っています
…。やっぱり街まで行かなきゃダメなのかぁ…なんと不便な…。天津って大都会じゃなかったっけ…。
寮に住んでいる場合、手紙はどうやって届くのかさっぱりわからないのですが、こちらもよくわからないみたい。
収穫ゼロ!!!笑
そのまま隣の子とおしゃべりして自己紹介。なんと、なんと、彼女はチベットから来たらしいです。名前も、中国人なら「苗字一文字+名前一文字」か「苗字一文字+名前ニ文字」が基本ですが、その子の名前は、下の名前が漢字三文字です。チベットの言葉に漢字を当てたのかな…?
本当に全国各地から大学に勉強しにくるんですね……!
11/12 広がる中国語の世界と高まる中国語の壁
昨年北京語言大学にプチ留学していた時、最後に老师が阅读の教材としていくつかの雑誌を紹介してくれました。天津に来てから、そのうちの一冊『青年文摘』を購入して、時間がある時にパラパラと読んでいます。
いろいろなジャンルの文章が載っていて、かつどれも短めなので、本当にお手頃教材です。
いくつかの文章は、HSKの文章要約パートの対策に使えそうだと思ってチェックしてあります(まだ対策は開始していない)。
その中で面白いと思ったのが、「如果没有李白,后果会怎样(もしも李白がいなければ、どうなっていたか)」という文章。
普通に詩歌の発展という視点ではなく、現代の日常生活における表現方法に、李白が与えている影響が書かれています。
中国語版の四字熟語である成語には、李白の詩や文章から来ているものが数多くあり、中国語の言い回しには欠かせません。
現代の小説の表現やネット用語の中にも、李白の詩から取っているものがあるのだとか。
海外の化粧品会社の中国語ネームも李白の詩から来たものがあったそうです。
この文章を読み終わった時に感じたのは、「李白ってすごい〜!」というよりは、李白を含めて、中国の古典がわからないと、中国と中国人を理解することはできないのではないかという恐怖です。
未だ成語の世界に足を踏み出せていなかった私は、目の前にある中国語の世界が一気に広がって、途方にくれています。
授業も聞き取れる部分が増えてきたし、友達と喋って聞き返すことも少し減ったし、中国語の進歩を感じ始めていた矢先に、頭をガツンと殴られた気分。
中国語の壁は高い…。
確かに中国人と喋っていると、いきなり成語や漢詩の一節が登場してきて、ぽかーんとした顔の私に、彼/彼女が元の漢詩の意味を説明してくれる、なんていうことが時々あります。
そんなとき、中国人はなんて教養が深いんだ…と感心してしまいますが、きっと学校で誰もが習う常識なんでしょうね…。
中学生の時に、「矛盾」のエピソードを漢文で読んだ時の感動は忘れられない…!笑
思えばこのころから私は中国(語)の世界に魅力を感じていたのか…。
しかし、日本語で考えてみれば、和歌や俳句、古文の中に登場する言葉や四字熟語を日常会話の中に普通に織り交ぜてくるということですよね?
そのような機会は(私の身近には)あまりありません…。
例えば、ピカピカの高層ビルが立ち並ぶエリアもあれば、少し裏に入ると昔のままの胡同と、そこに住む人の生活が感じられる、魅力たっぷりの北京と同じように、
今はスマホ1台あれば生きていけそうな、とても便利で進んだ中国ですが、この日々進化していく中国と一緒に、その長い長い文化の歴史が忘れられることなく生活や言葉の中にしっかりと生きているのが、中国(語)の魅力の一つかもしれないと感じました。
そろそろHSK6級の勉強で、嫌でも成語に触れる時がやってきました。
物語と一緒に成語や漢詩をを説明してくれる子供用の本はないかな〜。